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1月号 「新しい年の幕開けに寄せて」

1月号 「新しい年の幕開けに寄せて」

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「新しい年の幕開けに寄せて」

上野司

明けましておめでとうございます。

昨年は、我が会にとって10周年記念の年となり、記念山行、記念講演会、記念カレンダーの発行など、様々な企画で盛り上がった1年でありました。いろいろなイベントに参加され、充実した1年になったという皆さんも多かったのではないでしょうか。さあ、輝かしい未来に向かい、また新しい年が始まります。

今年は、若者を中心とした新しい世代を会に迎え入れることを第一の目標にしたいと思います。山ガール、山ボーイの増加に見られるように、若い世代の山登りへの関心が高まっていることは確実ですが、若者をめぐる雇用情勢には相変わらず厳しいものがあり、山への思いを現実化させるのは簡単なことではないようです。非正規で不安定な労働環境に置かれている若者には、なかなか山に行くお金も暇もないという現実がある一方、運よく正社員に採用されても、責任の重さや労働時間の長さから、山に行く余裕がないという現実もあります。若者が幸せな生活を送るには、良い仕事と充実した余暇、そして素敵な彼氏・彼女が必要でしょう。さすがに私たちの会は良い仕事を紹介することはできませんが、充実した余暇活動を紹介することと素敵な出会いの場を作ることのお手伝いなら少しはできるのではないかと思っています。

若い世代を広く迎え入れようというのは、年を重ねた世代は役割を終えたので去っていくべきだ、などということを決して意味しません。若い世代に山登りの愛好者が広がっていくことは、山登り仲間が増えることですし、世代間の楽しい交流が広がることは、年配者たちをも幸せにしてくれることでしょう。よく言われていることですが、若者が幸せな社会は年配者も幸せな社会ですし、女性にやさしい社会は男性にもやさしい社会ですし、障害者に温かい社会は健常者にも温かい社会でしょう。そんな思いで、若者向けのイベントを企画し、若者を広く会に迎え入れていきたいと思っています。

第二の目標は、ワゴン車の山旅など山の企画のより一層の充実です。この何年か取り組んでいる全国の百名山を巡る旅も、北海道の幌尻岳やトムラウシ、九州の祖母岳、宮之浦岳、伯耆大山や大台ケ原・大峰山、南アルプス・聖岳、光岳、朝日連峰など、またまだたくさん残っています。剣岳や穂高岳のように何年か前に登った山でもたくさんの希望が寄せられています。以前行った山と言えば、男体山や金峰・瑞牆、武尊山、八海山などの関東周辺の日帰りで行ける百名山も、新しく入会した方たちや以前企画された時には行けなかったという皆さんから「再度企画して」との声が寄せられています。西上州などの岩場の多い山でのハイグレードハイキングの希望も出されています。記念カレンダーで紹介された山荘に泊まっての山旅の要望もあります。そして、「何にせよ、もっとらくらくの山旅を企画して」との切実な声も聞いています。この1,2月には、会員の皆さんからの声を伺いながら、具体的な山行計画を立てていきますので、楽しみにしていてください。

第三は、ヨガや室内クライミング、スポーツ吹き矢といったスポーツ教室の参加者を増やしていくことです。「ちょっとやってみたいが、なかなかきっかけがなくって」との声もよく伺います。気軽にちょっと体験できる教室を開催したり、どのスポーツにもチャレンジできる「交流祭」を企画したりして、参加される方が少しでも増えていくよう努力していきます。

第四は、クラブハウスを会員交流の基地として、また地域に開かれたコミュニティカフェとして、より多くの皆さんの集う場にしていくことです。昨年開催した机上登山教室には、多くの会員の皆さんが参加してくださいましたが、皆さんが関心のある健康、老後、若者の生き方などをテーマとしたミニ講座も開設していきたいと思っています。また、若者デイという、若者中心の集いの場を一層広げていくとともに、広く広報もして地域のお年寄りが美味しいものを食べながら集えるような場も作っていけたらと思っています。

夢はいろいろと広がっていきますが、どんな企画も会員の皆さんのご協力がなければ、成功させることはもちろん実現することもむずかしいと思います。皆さんの声に耳を傾け、皆さんの知恵と力を結集してこそ、NPOの企画は成功する、それがこの10年で学んだ最も大切なことです。このことを基本にすえながら、今年が充実した1年となるよう頑張っていきますので、どうぞお力添えくださいますようよろしくお願い申し上げます。

 

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